製品案内
OATジャッジ箱粒剤
有効成分 | ベンフラカルブ 5.0% プロベナゾール 24.0% |
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性 状 | 類白色細粒 |
毒 性 | 普通物 |
有効年限 | 4 年 |
包 装 (1ケース) |
1kg×12袋 |
化管法 | ベンフラカルブ(1種) 5.0% |
特長
- 育苗箱に処理するだけで、水稲初中期の主要病害虫であるいもち病、もみ枯細菌病およびイネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、イネヒメハモグリバエ、ツマグロヨコバイ、ヒメトビウンカ、セジロウンカを同時に防除でき、本田での薬剤防除回数削減など低コスト・省力化防除を可能にします。
- 画期的な薬剤処方により、いもち病に対し長期間効果が持続します。また、葉いもちの発病を長期間押さえることにより、穂いもちの感染を抑制することも期待できます。
適用病害虫と使用方法
作物名 | 適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ベンフラカルブを含む 農薬の総使用回数 |
プロベナゾールを含む 農薬の総使用回 |
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稲 (箱育苗) |
いもち病 もみ枯細菌病 白葉枯病 イネミズゾウムシ イネドロオイムシ ツマグロヨコバイ イネヒメハモグリバエ ヒメトビウンカ セジロウンカ ニカメイチュウ第1世代 イネシンガレセンチュウ |
育苗箱 (30×60×3cm、 使用土壌約5L) 1箱当り50g |
移植前3日~移植当日 | 1回 | 育苗箱の上から均一に散布する。 | 1回 | 2回以内 (移植時までの処理は1回以内) |
高密度には種する場合は 1kg/10a(育苗箱 (30×60×3cm、使用土壌約5L) 1箱当り50g〜100g) |
移植当日 |
使用上の注意
- 本剤を使用した場合には、カルボスルファンを含む剤は使用しないでください。
- 使用量に合わせて秤量し、使いきってください。
- 育苗箱の上から均一に散布し、茎葉に付着した薬剤を払い落とし、培土に定着させるために軽く散水して田植機にかけて移植してください。
- 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整してください。
- 苗の葉がぬれていると薬剤が付着して薬害を生じる場合もあるので、散布直前の潅水はさけてください。
- 軟弱徒長苗、ムレ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので必ず健苗を用いてください。
- 本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後田面が露出したりしないように注意してください。
- 移植後は湛水状態(湛水深3~5cm)を保ち、稲苗が活着するまで田面が露出しないよう水管理に注意してください。また、深植にならないように注意してください。
- 本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟有機物多用田の場合には使用をさけてください。
- 本田への移植後低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合は使用をさけてください。また、移植後極端な高温が続くと予測される場合も使用はさけてください。
- 処理を誤ると生育初期の葉の黄化や生育遅延などの薬害を生じるので、所定の使用量、使用時期、使用方法を守ってください。
- 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
- 誤食などのないよう注意してください。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。
使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。 - ベンフラカルブによる中毒に対しては硫酸アトロピン製剤の投与が有効であると報告されています。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 使用の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。
作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換してください。 - 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさけてください。
- 夏期高温時の使用をさけてください。
- 水稲(育苗箱)に使用する場合は、次の事項に注意してください。
①水産動植物(魚類)影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないでください。
②水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。 - 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
貯蔵上の注意
直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。