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サフオイル乳剤

殺ダニ剤
登録番号 第 22801 号

サフオイル乳剤

(調合油乳剤)

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有効成分 調合油(サフラワー油および綿実油の合量として) 97.0%
性  状 淡黄色澄明可乳化油状液体
毒  性 普通物
有効年限 3 年
包  装
(1ケース)
1ℓ×12本 5ℓ×4本

特長

  • 物理的に作用する剤であり、抵抗性が発達するおそれが殆どないので連続散布が可能です。
  • 既存の薬剤に対して抵抗性の発達したハダニ類およびコナジラミ類にも効果を発揮します。
  • 殺卵活性も認められ、ハダニ類およびコナジラミ類の全発育ステージに対して有効です。
  • 天敵や訪花昆虫に対する影響が小さく、IPM(総合的病害虫管理)に適しています。
  • 有効成分は食用の植物油なので安全性が高く、収穫前日まで散布可能です。

適用病害虫と使用方法

作物名 適用害虫名 希釈倍数(倍) 使用液量(10a当り) 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 調合油を含む
農薬の総使用回数
かんきつ ミカンハダニ 500 200~700ℓ 収穫前日まで 散布
サビダニ類 300
野菜類
(いちご、トマト、ミニトマトを除く)
ハダニ類
アブラムシ類
300~500 100~500ℓ
チャノホコリダニ
コナジラミ類
うどんこ病
300
いちご アブラムシ類 300~500
ハダニ類
300 定植前 2~10秒間苗浸漬
チャノホコリダニ
コナジラミ類
うどんこ病
300 100~500ℓ 収穫前日まで 散布
トマト
ミニトマト
ハダニ類
アブラムシ類
300~500
チャノホコリダニ
トマトサビダニ
コナジラミ類
うどんこ病
300
とうもろこし ハダニ類 300〜500倍
花き類・観葉植物
(きくを除く)
発生初期
きく
300 定植前 10秒~1分間
挿し穂浸漬

上手な使い方

  • 対象害虫の発生初期に散布してください。
  • 葉の表裏にムラなくかかるように十分な液量を散布してください。
  • 残効性が短いので、病害虫の発生量が多い場合および周辺圃場からの飛び込みが多い場合には数日間隔(5~10日)で連続散布してください。
  • 乾きにくい条件下では散布を控えてください。
  • 展着剤の加用をお勧めします。
    ※展着剤の種類によっては薬害を助長するおそれがあるので、事前に薬害の有無をご確認ください。
  • いちごに使用する場合には、オーソサイド水和剤80およびデランフロアブルとの混用はさけ、近接散布する場合には少なくとも28日以上あけてください。
    28日以上あけても下葉には薬害を生じるおそれがあるので注意してください。

使用上の注意

  • ご使用前には必ず容器を振り、使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 散布液の調製に際してはよくかき混ぜ、散布液調製後は、撹拌しながらできるだけ速やかに散布してください。
  • 葉の表裏へていねいに散布してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法にあわせて調節してください。
  • 残効性が短いため害虫の増殖や圃場外からの飛び込みが活発な時には、数日間隔で連続散布するか、他剤との輪番で使用してください。また、できるだけ害虫の発生初期に散布してください。
  • 軟弱徒長苗では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
  • 高温時の散布は薬害の生じるおそれがあるので使用をさけてください。
  • カーネーションに使用する場合、葉表面のブルームが溶脱する等の薬害を生じる場合があるので、初めて使用する場合は使用者の責任において事前に薬害の有無を十分に確認してから使用してください。
  • きくの挿し穂浸漬に使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので高温時の使用をさけてください。
  • 空容器はほ場などに放置せず、3回以上洗浄し、適切に処理してください。洗浄水はタンクに入れてください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 苗浸漬の際は不浸透性手袋などを着用してください。

貯蔵上の注意

直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で子供の手の届かない場所に密栓して保管してください。