製品案内

サスケ粒剤200

水稲用除草剤
登録番号 第 24079 号

サスケ粒剤200

(カフェンストロール・シクロスルファムロン・ダイムロン・ベンゾビシクロン粒剤)

有効成分 カフェンストロール 10.5%
シクロスルファムロン 2.25%
ダイムロン 22.5%
ベンゾビシクロン 10.0%
性  状 類白色細粒
毒  性 普通物
有効年限 5 年
包  装 1kg×6袋/ケース
化管法 カフェンストロール(1種)10.5%
ベンゾビシクロン(1種)10.0%
シクロスルファムロン(2種) 2.25%

特長

  • 10a当り200gの少量拡散型粒剤
  • ドローン散布に適した水稲用除草剤
  • 優れた拡散性により10~20m間隔での散布が可能
  • 高い土壌吸着で効果安定
  • SU抵抗性雑草に有効
  • 湛水散布も可能

適用雑草と使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法 ダイムロンを含む
農薬の総使用回数
移植水稲 一年生雑草
及び
マツバイ
ホタルイ
ウリカワ
ミズガヤツリ
ヘラオモダカ
クログワイ
オモダカ
ヒルムシロ
セリ
アオミドロ・藻類
による表層はく離
移植後3日~
ノビエ2葉期
ただし、
移植後30日まで
200g/10a 1回 水口施用、湛水散布
又は無人航空機
による散布
3回以内
(育苗箱散布は
1回以内、
本田では
2回以内)
直播水稲 一年生雑草
及び
マツバイ
ホタルイ
ウリカワ
ミズガヤツリ
ヒルムシロ
セリ
稲1葉期~
ノビエ2葉期
ただし、
収穫60日前まで
湛水散布
又は無人航空機
による散布
2回以内
カフェンストロールを含む農薬の総使用回数 シクロスルファムロンを含む農薬の総使用回数 ベンゾビシクロンを含む農薬の総使用回数
1回 2回以内 3回以内

上手な使い方

ドローンによる散布
10a当り200gの割合で、畦から10m空けて10~20m間隔で散布してください。

100a水田の場合

使用上の注意

  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレがでるので、必ず適期に散布してください。各雑草の散布適期は以下のとおりです。
    ・ホタルイ・・・・・・・・・・2葉期まで
    ・ヘラオモダカ・・・・・・・・発生始まで
    ・ウリカワ・・・・・・・・・・2葉期まで
    ・ミズガヤツリ・・・・・・・・2葉期まで
    ・ヒルムシロ・・・・・・・・・発生期まで
    ・セリ・・・・・・・・・・・・再生前から再生始まで
    ・イボクサ・・・・・・・・・・再生前から再生始まで
    ・クログワイ、オモダカ、アオミドロ・藻類による表層はく離・・・発生前まで
  • 苗の植付けが均一となるよう、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除き、未熟有機物を施用した場合は特にていねいに行ってください。
  • オモダカ、クログワイの防除に当たっては、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
  • 湛水散布又は無人航空機による散布の場合は、水の出入りを止めて水深5~6cmの湛水条件で投下してください。
  • 水口施用の場合は、あらかじめ1~2cm程度水深を確保した状態で、入水時に本剤を水口に施用してください。本剤は水口から数メートルの場所に留まる可能性がありますが、流入水とともに有効成分は水田全面に拡散します。施用後田面水が通常の湛水状態(湛水深3~5cm)に達した時に必ず水を止め、田面水があふれ出ないよう注意してください。
  • 本剤使用後、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないよう注意し、また、使用後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 藻類や表層はく離等の多発している水田では、拡散が不十分となり効果が劣る可能性があるので使用をさけてください。
  • 散布直後に多量の降雨が予想される場合は、除草効果が低下するおそれがあるので使用をさけてください。
  • 以下のような条件では薬害が発生するおそれがあるので、使用をさけてください。
    ①砂質土壌の水田および漏水田(減水深2cm/日以上)
    ②軟弱な苗を移植した水田
    ③極端な浅植の水田および浮き苗の多い水田
  • 散布後数日間著しい高温が続く場合、初期生育が抑制されることがあるが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は、認められません。
  • 直播水稲に使用する場合、適切な覆土を行い、稲の1葉期以降に散布してください。稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
    ①散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    ②散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    ③粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整してください。
    ④散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布してください。
    ⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
  • 本剤はその殺草特性からいぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意してください。
  • いぐさ栽培予定水田では、使用しないでください。
  • 使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
  • 無人航空機による散布で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意してく ださい。
  • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して 使用してください。
  • 散布後は水管理に十分注意してください。
  • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

貯蔵上の注意

  • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。
  • 吸湿性があるので湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を固く閉じて保管してください。