製品案内
グランドオンコル粒剤
有効成分 | ベンフラカルブ 8.0% |
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性 状 | 淡褐色細粒 |
毒 性 | 劇物 |
有効年限 | 4 年 |
包 装 (1ケース) |
1kg×12袋 |
化管法 | ベンフラカルブ(1種) 8.0% |
特長
- 独自の製剤技術で長期間安定した効果を発揮します。
- 植物全体に速やかに浸透移行するので、生長の盛んな部分を含め植物全体を害虫から守ります。
- 育苗箱散布でイネミズゾウムシに対し60~70日間、イネドロオイムシに対し50~55日間効果が期待出来ます。また、イネツトムシ、ニカメイチュウ及びイネカラバエ等にも効果を発揮します。
- レンコンネモグリセンチュウに対し、行動抑制効果と、殺センチュウ効果を示し、高い防除効果を発揮します。
適用害虫と使用方法
作物名 | 適用害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ベンフラカルブを含む 農薬の総使用回数 |
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稲 (箱育苗) |
イネミズゾウムシ イネドロオイムシ ツマグロヨコバイ ヒメトビウンカ セジロウンカ ニカメイチュウ イネツトムシ イネシンガレセンチュウ |
育苗箱 (30×60×3cm、使用土壌約5L) 1箱当り50g |
移植3日前〜移植当日 | 1回 | 育苗箱の上から均一に散布する。 | 1回 |
高密度には種する場合は1kg/10a (育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50〜100g) |
移植当日 | |||||
イネカラバエ フタオビコヤガ イネヒメハモグリバエ |
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育苗箱 (30×60×3cm、使用土壌約5L) 1箱当り50g |
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れんこん | レンコンネモグリセンチュウ | 15kg/10a | 植付前 但し収穫180日前まで |
湛水散布後全面土壌混和 |
使用上の注意
- 本剤を使用した場合には、カルボスルファンを含む剤は使用しないでください。
- 使用量に合わせ秤量し、使い切ってください。
- 稲の育苗箱に使用する場合
①育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落し、軽く散水して田植機にかけて移植してください。
②育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整してください。
③軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
④稲苗の葉が濡れている場合薬害を生じやすいので、葉に付着している露を払い落としてから薬剤を散布し、軽く散水してください。
⑤誤って過剰に使用すると葉先枯れ等の薬害を生じることもあるので、所定の使用量、使用方法を厳守してください。
⑥本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟堆肥多用田の場合は使用をさけてください。
⑦本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきは丁寧に行い、移植後田面が露出したりしないように注意してください。移植後は直ちに湛水し、極端な浅水、深水はさけてください。また、深植にならないように注意してください。
⑧本田への移植後低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合は使用をさけてください。また、移植後極端な高温が続くと予測される場合も使用をさけてください。 - れんこんに使用する場合
①湛水状態で所定量の薬剤を圃場全面に均一に散布し、土壌中に均等に分布するようにすみやかによく混和してください。処理後14日間は落水・かけ流しはしないでください。
②ハウス栽培には使用しないでください。
③条掘り(筋掘り、残し掘り)したれんこん田には使用しないでください。
④漏水田では使用しないでください。または、漏水対策を行い隣接田への流出を防いでください。特に、7〜12月は収穫前のれんこん田が多く、隣接田へ漏水やドリフトすると作物残留のおそれがあるので、この時期の使用はさけてください。
⑤薬剤処理後6カ月間(180 日間)は収穫しないでください。
※残留事故回避のため、こちらのリーフレットも併せてご確認ください。 - ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
- 医薬用外劇物。取扱いには十分注意してください。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。
使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。 - ベンフラカルブによる中毒の治療法としては硫酸アトロピン製剤の投与が有効であると報告されています。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の防除衣などを着用してください。
作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。 - 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないでください。
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養殖池等周辺での使用はさけてください。
- 水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。
- 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
貯蔵上の注意
直射日光をさけ、食品と区別して、鍵のかかるなるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。盗難・紛失の際は、警察に届けてください。