製品案内
オーベスト箱粒剤
有効成分 | クロラントラニリプロール 0.75% ベンフラカルブ 5.0% |
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性 状 | 類白色細粒 |
毒 性 | 普通物 |
有効年限 | 5 年 |
包 装 (1ケース) |
1kg×12袋 |
化管法 | ベンフラカルブ(1種) 5.0% |
特長
- 新しい作用性(筋収縮制御)を有するジアミド系新規殺虫剤クロラントラニリプロールと広いスペクトラムを有するカーバメート系殺虫剤ベンフラカルブの混合剤です。
- フタオビコヤガ、コブノメイガおよびニカメイチュウ等チョウ目害虫、イネドロオイムシ、イネミズゾウムシ等コウチュウ目害虫、セジロウンカ、ヒメトビウンカおよびツマグロヨコバイ等カメムシ目害虫等に対して安定した効果を示します。
適用害虫と使用方法
作物名 | 適用害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | クロラントラニリプロールを含む 農薬の総使用回数 |
ベンフラカルブを含む 農薬の総使用回数 |
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稲 (箱育苗) |
イネミズゾウムシ イネドロオイムシ セジロウンカ ヒメトビウンカ ツマグロヨコバイ ニカメイチュウ フタオビコヤガ コブノメイガ イネシンガレセンチュウ |
育苗箱 (30×60×3cm、 使用土壌約5L) 1箱当り50g |
移植前3日 〜移植当日 |
1回 | 育苗箱の上から均一に散布 | 1回 | 1回 |
高密度には種する場合は 1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5L) 1箱当たり50〜100g) |
移植当日 |
使用上の注意
- 本剤を使用した場合には、カルボスルファンを含む剤は使用しないでください。
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- 育苗箱の上から所定薬量を均一に散布し、茎葉に付着した薬剤を払い落し、培土に定着させるために軽く散水して田植機にかけて移植してください。
- 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるように、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整すること。
- 苗の葉がぬれていると薬剤が付着して薬害を生じる場合もあるので、散布直前の潅水はさけてください。
- 軟弱徒長苗、ムレ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので必ず健苗を用いてください。
- 本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので代かきはていねいに行い、移植後は湛水状態(湛水深 3~5 ㎝)を保ち、稲苗が活着するまで田面が露出したりしないよう水管理に注意してください。また、深植にならないように注意してください。
- 本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟有機物多用田の場合には使用をさけてください。
- 本田への移植後低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合は使用をさけてください。
また、移植後極端な高温が続くと予測される場合も使用をさけてください。 - ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 誤って過剰に使用すると生育初期の葉の黄化や生育遅延などの薬害を生じるおそれがあるので、所定の使用量、使用時期、使用方法を守ってください。
- 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
- 誤食などのないよう注意してください。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。
使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。 - ベンフラカルブによる中毒の治療法としては、硫酸アトロピン製剤の投与が有効であると報告されています。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。 - 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないでください。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。
- 移植後は、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。
- 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
貯蔵上の注意
直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。