製品案内
OATハウス肥料シリーズ
包装
OATハウス1号 | SDS | 15kgポリ袋入り | OATハウス5号 | SDS | 1kgポリ袋入り×10袋/ケース |
---|---|---|---|---|---|
OATハウスS1号 | SDS | 15kgポリ袋入り | OATハウス6号 | SDS | 10kgポリ袋入り |
アミノハウス1号 | SDS | 15kgポリ袋入り | OATハウス7号 | SDS | 10kgポリ袋入り |
アミノハウスS1号 | SDS | 15kgポリ袋入り | OATハウス8号 | SDS | 10kgポリ袋入り |
OATハウス2号 | SDS | 10kgポリ袋入り | OATハウス9号 | SDS | 10kgポリ袋入り |
OATハウス3号 | SDS | 10kgポリ袋入り | OATハウス10号 | SDS | 10kgポリ袋入り |
「OATハウス肥料シリーズ」は、長年の養液栽培技術を生かし、高度に精製された原料を組み合わせた肥料です。水耕栽培やロックウール栽培の生育に必要な養分を含む培養液として、全国に普及しています。また、養分吸収バランスがすぐれ、鉄欠乏症防止のためキレート鉄を配合することにより、各種の養液栽培や、そ菜の養液育苗用肥料としても安心して使用できます。
OATハウス肥料シリーズ一覧
OATハウス肥料シリーズの成分組成
製品名 | 保証成分(%) | 配合成分(%) | |||||||||
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窒素全量 TN※1 (AN/NN) |
水溶性 りん酸 P2O5 (WP) |
水溶性 加里 K2O (WK) |
水溶性 苦土 MgO (WMg) |
水溶性 マンガン MnO (WMn) |
水溶性 ほう素 B2O3 (WB) |
カルシウム Ca (WCa) |
鉄 Fe |
銅 Cu |
亜鉛 Zn |
モリブデン Mo |
|
OATハウス1号 | 10.0 (1.5/8.2) | 8.0 | 27.0 | 4.0 | 0.10 | 0.10 | 0.18 | 0.002 | 0.006 | 0.002 | |
OATハウスS1号 | 9.0 (-/8.6) | 7.0 | 32.0 | 4.0 | 0.05 | 0.07 | 0.15 | 0.002 | 0.006 | 0.002 | |
アミノハウス1号※2 | 10.0 (1.5/8.0) | 8.0 | 27.0 | 3.5 | 0.100 | 0.100 | 0.18 | 0.002 | 0.006 | 0.002 | |
アミノハウスS1号※2 | 9.0 (-/8.5) | 7.0 | 32.0 | 3.5 | 0.050 | 0.070 | 0.15 | 0.002 | 0.006 | 0.002 | |
OATハウス2号※3 | 11.0 (NN) | 16.4 | |||||||||
OATハウス3号 | 13.0 (NN) | 46.0 | |||||||||
OATハウス5号 | 6.0 (AN) |
9.0 | 2.00 | 2.00 | 5.7 | 0.04 | 0.08 | 0.043 | |||
OATハウス6号 | 16.0 | ||||||||||
OATハウス7号 | 11.0 (AN) | 61.0 | |||||||||
OATハウス8号 | 10.0 (NN) | 9.0 | 40.0 | ||||||||
OATハウス9号 | 51.0 | 33.0 | |||||||||
OATハウス10号 | 53.0 |
備考:
※1… AN:アンモニア性窒素、NN:硝酸性窒素
※2… アミノ酸、有機酸を含む。
(詳しくは「アミノハウス1号、アミノハウスS1号の特長」をご覧ください)
※3… CaOとして23.0%
標準培養液の調製方法と特徴
製品名 | A処方 | SA処方 | C処方 | SC処方 | B処方 |
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OATハウス1号 (アミノハウス1号※1) |
1500 | 1500 | |||
OATハウスS1号 (アミノハウスS1号※1) |
1500 | 1500 | |||
OATハウス2号 | 1000 | 1000 | 800 | 800 | 950 |
OATハウス3号 | 810 | ||||
OATハウス5号 | 50 | ||||
OATハウス6号 | 500 | ||||
OATハウス7号 | 155 | ||||
OATハウス8号 | 200 | ||||
OATハウス9号※2 | B処方のアンモニア性窒素を少なくする時は7号の一部を9号に置き換える またりん酸と加里を強化したい時は培養液1トンあたり100~200gを添加する |
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OATハウス10号※2 | 加里だけを強化したい時は培養液1トンあたり100~200gを添加する |
備考: 各培養液処方ともEC1.3dS/m以下の低濃度で使用する場合は、OATハウス5号を培養液1000ℓあたり、20~30g程度追加してください。
※1… アミノハウス1号、アミノハウスS1号は、葉菜類向けのアミノ酸・有機酸入り肥料です。培養液の調製方法はOATハウス1号と同じです。
※2… OATハウス9号、OATハウス10号は、各作物の栽培時期や生育ステージにあわせて成分調整するのに用います。
■培養液処方の特長
【A処方】
果菜類、葉菜類、花き類に広く使用できる汎用型培養液処方です。
【SA処方】
トマトの尻腐れやレタスのチップバーンなど、高温による生理障害が発生しやすい時期の果菜類、葉菜類に対応した培養液処方です。
【C処方】
アンモニア性窒素を適度に含み、秋から春の果菜類に対応した培養液処方です。
【SC処方】
原水にカルシウムを多く含む場合や、高温による生理障害が発生しやすい時期の果菜類、葉菜類に対応した培養液処方です。
【B処方】
汎用性の高い園試処方です
標準培養液の濃度
成分名 | A処方 | SA処方 | C処方 | SC処方 | B処方 |
---|---|---|---|---|---|
窒素全量 (TN) アンモニア性窒素 (AN) 硝酸性窒素 (NN) |
260 23 233 |
245 (6) 239 |
258 23 231 |
223 (6) 217 |
230 20 210 |
りん酸 (P2O5) | 120 | 105 | 138 | 105 | 93 |
加里 (K2O) | 405 | 480 | 485 | 480 | 377 |
石灰 (CaO) | 230 | 230 | 184 | 184 | 219 |
苦土 (MgO) | 60 | 60 | 60 | 60 | 80 |
マンガン (MnO) | 1.5 | 0.75 | 1.5 | 0.75 | 1.0 |
ほう素 (B2O3) | 1.5 | 1.1 | 1.5 | 1.1 | 1.0 |
鉄 (Fe) | 2.7 | 2.3 | 2.7 | 2.3 | 2.9 |
銅 (Cu) | 0.03 | 0.03 | 0.03 | 0.03 | 0.02 |
亜鉛 (Zn) | 0.09 | 0.09 | 0.09 | 0.09 | 0.04 |
モリブデン (Mo) | 0.03 | 0.03 | 0.03 | 0.03 | 0.02 |
EC値 (dS/m) | 2.6 | 2.6 | 2.7 | 2.4 | 2.4 |
注) EC値は水道水(EC0.11dS/m 、水温25℃)に溶解し、測定しました。
成分名 | A処方 | SA処方 | C処方 | SC処方 | B処方 |
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窒素 (N) | 18.6 | 17.6 | 18.4 | 16.0 | 16.4 |
リン (P) | 5.1 | 4.4 | 5.8 | 4.4 | 3.9 |
カリウム (K) | 8.6 | 10.2 | 10.3 | 10.2 | 8 |
カルシウム (Ca) | 8.2 | 8.2 | 6.6 | 6.6 | 7.8 |
マグネシウム (Mg) | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 4.0 |
濃厚原液の調製法
濃厚原液タンク | A処方 | SA処方 | C処方 | SC処方 | B処方 |
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1号タンク | 1号 30kg | S1号 30kg | 1号 30kg 8号 4kg |
S1号 30kg | 3号 16.2kg 5号 1kg 6号 10kg 7号 3.1kg |
2号タンク | 2号 20kg | 2号 20kg | 2号 16kg | 2号 16kg | 2号 19kg |
※1… 培養液をEC0.6~0.8dS/m で使用する場合はハウス5号2kg、0.8~1.3dS/m で使用する場合はハウス5号1kgを、1号原液タンクに追加してください。
※2… B処方の濃厚原液を作る場合、ハウス3号を2等分し、1号タンクと2号タンクの両方に分けて入れると100ℓに溶解できます。
OATハウス肥料の使い方
作物名 | 育苗期 | 本圃 | ||
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定植初期 | 中期(交配期) | 収穫期~後期 | ||
トマト | 1.2 | 1.2~1.5 | 1.2~1.8 | 2.0~2.8 |
なす・ピーマン | 1.2 | 1.2~1.5 | 1.5~1.8 | 1.8~2.4 |
きゅうり | 1.2 | 1.2~1.5 | 1.5~1.8 | 1.8~2.4 |
メロン | 1.2 | 1.2~1.5 | 2.0~2.4 | 1.2~1.5 |
いちご | 0.6~0.8 | 0.6~1.0 | 0.8~1.2 | 0.8~1.5 |
みつば・ねぎ | 1.2 | 1.2~3.5 | 1.5~3.5 | 2.4~3.5 |
サラダナ | 1.2 | 1.2~3.0 | 1.2~3.0 | 1.2~3.0 |
ばら・カーネーション | 1.2 | 1.0~1.5 | 1.2~1.8 | 1.5~2.0 |
培養液管理のポイント
- 原水の水質
原水のECが0.15dS/m 以下の時は、一般に基本処方で対応します。
ECが0.15dS/m 以上の時は、分析を行い修正処方を選択します。 - pH管理
培養液のpHは5.0~6.5の範囲で管理します。pHが6.5以上になると、マンガンや鉄等の微量要素欠乏が発生しやすくなります。またpHが5.0以下になると、カルシウムなどの吸収が悪くなります。培養液pHの調整には「PH調整剤アップ」、「PH調整剤ダウン」をご使用ください。 - 給液管理
各種栽培システムに応じた適切な給液管理が必要です。作物の生育に最適な根圏環境となる給液管理をしてください。 - 液温管理
肥料各成分の吸収量は根圏温度により大きく異なってきます。栽培作物の根圏部が好適温度に保てるよう、培養液の液温を管理してください。 - 微量要素欠乏対策
アミノサンピの500倍(単用)~1000倍(農薬混用)の葉面散布をしてください。
- 葉菜類を対象とした新タイプのアミノ酸・有機酸入り養液栽培用肥料です。
- 生育促進と品質向上や棚持ち性を良くする効能があり、みつば、ねぎ、サラダナなどに特に高い効果があります。
- 無機肥料成分の含量は、OATハウス1号、OATハウスS1号と同じです。また、他のハウス肥料シリーズ同様に厳選された原料を使用した高品質の養液栽培用肥料です。
使用上・保管上の注意
- アルカリ資材等とは混用しないでください。
- 肥料以外の用途には使用しないでください。
- 幼児等の手の届かない場所に保管してください。
- 開封したまま放置すると吸湿しますので、袋の口を密封してください。
- 直射日光をさけ、冷暗所で荷崩れが起こらないように保管してください。
- 使用後は洗眼やうがいをし、皮ふに付着した場合は洗い流してください。
- 眼に入った場合は、直ちに多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
- 誤って飲み込んだ場合には、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
- 石灰硫黄合剤と混合すると、有毒なガスが発生するおそれがあり、危険ですから混用しないでください。
- 空袋は園場などに放置せず、適切に処理してください。