製品案内
OATスマートフロアブル (販売は終了致しました。)
有効成分 | フェントラザミド 3.7% ベンゾビシクロン 3.7% ベンゾフェナップ 14.7% |
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性 状 | 類白色水和性粘稠懸濁液体 |
毒 性 | 普通物 |
有効年限 | 3 年 |
包 装 (1ケース) |
500mℓ×20本 |
PRTR | フェントラザミド(1種) 3.7% ベンゾフェナップ(2種) 14.7% |
特長
- 広範囲の水田雑草に効果が高い、非スルホニルウレア系の初・中期一発処理除草剤
ノビエをはじめとする水田一年生雑草はもちろん、ウリカワ等の多年生雑草や、スルホニルウレア系除草剤に感受性の低下したホタルイ、ミズアオイ、ヘラオモダカ、アゼナ等にも高い除草効果を発揮します。 - 散布適期幅が広く安定した効果
ノビエの発生前から2.5葉期までの散布で、安定した除草効果を発揮します。 - 抑草持続効果が長い
各種の水田雑草に対し、50日程度の抑草効果が期待できます。 - 水稲に対しすぐれた安全性
各有効成分とも移植水稲と各種雑草との間に選択制が高く、移植後の早い時期の散布でも移植水稲に対する影響はほとんどありませんので、安心して使用できます。
適用雑草と使用方法
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 使用量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 |
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移植水稲 | 一年生雑草 及び マツバイ ホタルイ ウリカワ ミズガヤツリ ヘラオモダカ オモダカ ヒルムシロ シズイ エゾノサヤヌカグサ |
移植時 | 500mℓ/10a | 1回 | 田植同時散布機で施用 |
移植直後〜ノビエ2.5葉期 但し、移植後30日まで |
原液湛水散布、水口施用 又は無人航空機による滴下 |
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直播水稲 | 一年生雑草 及び マツバイ ホタルイ ウリカワ ミズガヤツリ ヒルムシロ |
稲1葉期〜ノビエ2.5葉期 但し、収穫90日前まで |
原液湛水散布 又は無人航空機による滴下 |
フェントラザミドを含む農薬の総使用回数 | ベンゾビシクロンを含む農薬の総使用回数 | ベンゾフェナップを含む農薬の総使用回数 |
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1回 | 3回以内 | 2回以内 |
使用上の注意
- 使用前によく振ってから使用してください。
- 使用量にあわせ秤量し、使いきってください。
- 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ2.5葉期までに、時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、エゾノサヤヌカグサ、ヘラオモダカは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、オモダカは発生始期まで、シズイは草丈3㎝までが本剤の散布適期です。また、イボクサ(一年生雑草)は再生始期までが本剤の散布適期です。
- 移植前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないように適期に散布してください。
- 苗の植付けが均一になるように整地、代かきをていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物は出来るだけ取り除いてください。未熟有機物を施用した場合は、特に代かきをていねいに行ってください。
- 著しい多雨条件では、除草効果が低下する場合があるので使用しないでください。
- シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
- オモダカは必要に応じて有効な前処理剤または後処理剤と組み合わせて使用してください。連年施用することにより、さらに効果が向上します。
- 移植前に生育したミズガヤツリには効果が劣るので、物理的防除方法などを用いて移植前に防除してから使用してください。
- 散布の際は水の出入りを止めて、通常の湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるように散布し、散布後少なくとも3~4日は水深3~5cmの湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにしてください。また、散布後7日間は落水やかけ流しを行わないでください。
- 水口施用の場合は、入水時に本剤を水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させてください。処理後田面水が通常の湛水状態(湛水深3~5cm)に達した時に必ず水止め、田面水があふれ出ないように注意してください。
- 下記のような条件では、初期生育抑制を生じるおそれがあるので、使用をさけてください。特に、これらの条件が重なる場合は、初期生育が著しく抑制されるので注意してください。
①異常高温時の時、あるいは散布後数日以内に梅雨明けになるなど異常高温が予想される時
②活着遅延を生じるような異常低温の時
③砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水深2cm/日以上)
④軟弱な苗を移植した水田
⑤極端な浅植の水田
⑥植え穴の戻りが悪い水田 - 直播水稲に使用する場合は以下に注意してください。
①発芽直後の稲に対して薬害を生じるおそれがあるので、適切な覆土を行い、稲の1葉期以降に散布してください。
②稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。 - 本剤はその殺草特性からいぐさの生育を阻害するおそれがあるので、いぐさの生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意してください。
- 乾田直播では、必要に応じて入水前散布の初期剤との体系で使用してください。
- 乾田直播の場合は、入水後しばらくは漏水が多く、効果不足や薬害の出るおそれがあるので漏水が少なくなってから散布してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 本剤を無人航空機で滴下する場合は、次の注意を守ってください。
①滴下は使用機種の使用基準に従って実施してください。
②滴下に当たっては散布装置のノズルを取り外してください。
③作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他装置の十分な点検を行ってください。
④隣接する圃場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、無人航空機による本剤の滴下は行わないでください。
⑤水源地、飲料水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
⑥薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
⑦本剤の滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しないでください。 - 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
- 皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分に注意してください。
- 無人航空機による滴下で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
- 散布後は水管理に注意してください。
- 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また空容器等は水産動植物等に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意してください。
貯蔵上の注意
直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密栓して保管してください。