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ショウチノスケフロアブル

殺菌剤
登録番号 第 23594 号

ショウチノスケフロアブル

(フルチアニル・メパニピリム水和剤)

有効成分 フルチアニル 1.8%
メパニピリム 20.0%
性  状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒  性 普通物
有効年限 4年
包  装
(1ケース)
250mℓ×20本

特長

  • 新規有効成分フルチアニルとメパニピリムとの混合剤です。
  • ダブルの効果で既存剤に対して感受性が低下したうどんこ病に対しても高い効果を示し耐性菌発達のリスクを抑えます。
  • 各種うどんこ病に安定した効果を示すほか、灰色かび病などと同時防除が可能です。
  • 残効性に優れることから、1シーズン中のうどんこ病防除回数の低減が期待できます。
  • 有用昆虫や天敵に対する影響が少なく、IPM(総合的病害虫管理)に有用な資材として使用できます。

適用病害虫と使用方法

作物名 適用病害虫名 希釈倍数 (倍) 使用液量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法 フルチアニルを含む
農薬の総使用回数
メパニピリムを含む
農薬の総使用回数
メロン
すいか
ピーマン
うどんこ病 2000 100〜300
ℓ/10a
収穫前日
まで
2回以内 散布 2回以内 4回以内
かぼちゃ
32 1.6ℓ/10a 無人航空機による散布
きゅうり うどんこ病 66 10ℓ/10a 常温煙霧
2000 100〜300
ℓ/10a
散布
灰色かび病
トマト
ミニトマト
うどんこ病
灰色かび病
なす うどんこ病 66 10ℓ/10a 常温煙霧
2000 100〜300ℓ/10a 散布
灰色かび病
いちご うどんこ病
灰色かび病
3回以内
パセリ うどんこ病 収穫7日前まで 2回以内
花き類・
観葉植物
うどんこ病 発病前~
発病初期
5回以内
樹木類 200~700
ℓ/10a

使用上の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
    ①散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    ②散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    ③散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
  • ハウス等の常温煙霧用として使用する場合は下記の注意事項を守ること。
    ①専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧すること。特に常温煙霧装置の選定及び使用にあたっては、病害虫防除所等関係機関の指導を受けること。
    ②煙霧が直接作物体に当たると汚れが生じるおそれがあるので、施設上部に噴頭部を設置するなど、煙霧が作物体に直接当たらないようにすること。
    ③作業は出来るだけ夕方に行い、終了後は6時間以上密閉すること。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特にはじめて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 誤飲などのないよう注意してください。
  • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 常温煙霧中はハウス内へ入らないこと。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室してください。
  • 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

貯蔵上の注意

直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で子供の手の届かない場所に密栓して保管してください。